お知らせ

小又川発電所更新プロジェクト・社会的投資ファンドの募集を開始しました!

                  
 私共は、原子力発電に依拠した大規模集中型エネルギー供給システムから地域の自然環境を活用した自立分散型発電システムへの転換及び地場産業振興に貢献し、持続可能な地域社会づくりをめざす「ならコープエネルギー政策」に基づいて、再生可能エネルギーの普及に取り組んできました。

 2013年より、東吉野村の地域の方々が主体となって取り組まれた「つくばね水力発電所復活プロジェクト」に㈱CWSとして参画して、工事に伴う多くの困難を乗り越えて、2017年7月に発電が開始されました。爾来1年半、順調に発電を続けています。
つくばね水力発電所復活の取り組みは、小水力発電などの再生可能エネルギー事業を通じた村おこしを目指している全国の人々に勇気を与えました。これまでに数百人の方々が水力発電所を見学され、地産地消の取り組みを実感していただいています。そして、発電された電気は現在、「ならコープでんき」として生協組合員にお届けしています。

 そしてこの度、新たなチャレンジとして、吉野山地の東南端の下北山村で、1993年から発電を行ってきた「村営小又川水力発電所」を、下北山村とならコープの連携協定に基づき、㈱コープエナジーならが、更新工事を行って発電事業を村から承継するとともに、発電で得られた収益の一部を住みよい村づくりのために拠出することとなりました。貴重な村の財産である水力発電所を更新するパートナーとして私共を選んでくださった責任の重さを痛感しつつ、現在工事を進めているところです。

 つくばね水力発電所復活に際しましては、クラウドファンディングを通じて275人(法人含む)・5250万円もの工事資金を出資いただきました。今回の「小又川発電所更新プロジェクト」でも同様の形式で、第2種金融商品取引業者である㈱プラスソーシャルインベストメントに委託して、工事資金の一部(3000万円)のファンドを募集します。このファンドを通じて、水力発電や再生可能エネルギーに関心をもってもらうとともに、自然豊かな下北山村のファンを増やしたいとの思いを、下北山村も私共も持っております。

 ファンド出資は、
 https://www.en-try.jp/feature/coop-energy-nara/
 よりお申し込みいただけます。ご賛同よろしくお願いいたします。

 また、以下の日程でファンド募集説明会を開催いたします。インターネットでのお申込みが難しい方には、書面による申し込み手続き(4口以上)のご案内もあります(上のサイトからの事前申し込みが必要です)

  【説明会開催日時】
2月11日(月)下北山スポーツ公園管理事務所 13:30-14:45(13:00受付開始)
(奈良県吉野郡下北山村大字上池原1026)※説明会終了後に、希望者は見学会にご参加いただけます。
2月13日(水) SHIMOKITAYAMA BIYORI 19:00-20:15(18:30受付開始)
(奈良県吉野郡下北山村浦向24-1)
3月2日(土)王寺町地域交流センター リーベル王寺5階 AVルーム 10:00-11:15(9:30受付開始)
(奈良県北葛城郡王寺町久度2丁目2-1)
3月3日(日)コープみみなし 2階 第一集会室 10:00-11:15(9:30受付開始)
(奈良県橿原市新賀町478)
3月9日(土)ならコープ本部 会議室1.2 10:00-11:15(9:30受付開始)
(奈良市恋の窪一丁目2番2号)

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