奈良県の最南端、下北山村で1993年より稼働中の村営小又川発電所を、コープエナジーならが事業主体となって出力増強のために更新し、固定価格買取制度を活用した全量売電の発電所として運転を開始しました。
本事業は下北山村と、市民生活協同組合ならコープが締結した包括連携協定に基づいて進められたものです。
事業収益の一部は、下北山村の地域振興に還元することで、
・誰もが安心してくらし続けられる地域社会づくり
・買い物や食事支援、スポーツ振興、観光など生活文化の向上
・環境保全型農林業推進
・雇用の創出に関する起案・推進協力
についての支援や協業を行います。
また、発電所建設費用の一部(3,000万円)をクラウドファンディング(取扱事業者:プラスソーシャルインベストメント株式会社)により市民の皆様に出資を呼びかけたところ、116名の個人・法人の方々から出資をいただきました。
小又川水力発電所で産み出された電力は、2020年8月より小売電気事業者である株式会社CWSに特定卸供給され、「ならコープでんき」の電源の一つとして、主に奈良県内の家庭等に地産地消のでんきとして届きます。
小又川水力発電更新プロジェクトの概要ページもご覧ください。
小又川水力発電所取水口