平成29年度「需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業費補助金」(VPP)にパナソニック㈱が採択、ならコープグループもその趣旨に賛同、参画しました。
ならコープグループでは、エネルギーを「つくる」「減らす」「自立する」をキーワードに原子力発電に頼らない社会づくりを進めてきました。
昨年度、「需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業費補助金」(VPP)を利用し、最新の太陽光発電システムと蓄電池を実証実験価格で提供。
9軒のお宅に太陽光発電システムと蓄電池を導入することができました。
蓄電池の導入で、電気代の削減につながるとともに災害時の備えにもなります。
実際に停電の際に蓄電池が活用できたとの声もいただきました。
このVPP(バーチャルパワープラント)は、電力系統に点在するご家庭の太陽光発電設備や蓄電池といった機器をIoT(モノのインターネット)化して一括制御することで、ご家庭の設備から出力可能な需給調整力を有効活用し、あたかもひとつの発電所(仮想発電所)のように機能させる仕組みの構築を目指すものです。
これにより、電力系統における需給調整力が増強され、再生可能エネルギー電源のさらなる導入も可能になります。
また、電力需要の最大時に蓄電池からの電気の融通により大規模発電所の制御を行い、ピークカットが可能になります。これにより、化石燃料を燃やして電力を賄う必要がなく、化石燃料の消費を削減できるようになります。
本年度もエネルギーを「つくる」「減らす」「自立する」をキーワードに、ご家庭に太陽光発電システム・蓄電池の導入を進めていきます。