2021年4月、空き店舗となった南都銀行に市民生活協同組合ならコープが事業運営を行う「ならコープ下市ステーション」が開設されました。
下市町、南都銀行、ならコープで締結した「地方創生にかかる包括連携協力に関する協定書」に基づいた「未来の地域のくらしを支える事業展開やコミュニティづくりの拠点」としてのモデル事業所になります。
ふだんはならコープ商品の受取場や宅配拠点となることで、人が集う地域のコミュニティづくりの拠点として、災害時には近隣のみなさんの避難所として、地域に根差した拠点を目指します。
コープエナジーならでは災害時の安心を増やすため、太陽光発電システムと蓄電池、さらにEV(電気自動車)充電器とV2Hシステム(災害時にEVから建物に電力を供給するしくみ)を設置しました。
太陽光発電からEVに充電したり、電灯や携帯電話の充電など簡単な電気機器が使用でき、余った電気は夜間に向けて蓄電池に貯められます。
災害で電力会社からの電気が止まったときも、自立した電源をもつ地域の拠点として安心を提供してまいります。
【設備概要】
設備名称:コープエナジーなら下市ステーション発電所
住所:奈良県吉野郡下市町101
モジュール:410W×48枚 19.68kW
ハイブリッドパワーコンディショナー5.9kW+パワーコンディショナー4.0kW+V2Hシステム
蓄電池4kWh